お高いサーマルカメラを施設に設置するなら補助金の活用を忘れずに!

コロナ禍もいよいよ第3波を迎えています。
こういった状況下でも経済を回さないといけないのが、現代社会の難しいところです。

現状でも企業の倒産やリストラによる失業者の増加など問題視されていますが、このさき生き残っていくためにも、しっかり対策はしたいものですね。

この記事は、人が集まる場所を管理運営するなら立場なら、今後は基本装備にしないといけない「サーマルカメラ」をご紹介しています。

非接触で複数人(20人)の体表面温度を測定でき、もし設定温度を越えていればアラームで教えてくれ、録画もできる優れものです。

いまなら全国で補助金も支給されるので、この機会にいかがでしょうか。

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サーマルカメラとは?

サーマルカメラは、カメラを通して体温測定が可能なツールです。

体温計などを使うこともなく、非接触で体温測定ができるため、新型コロナウィルス対策に注目されています。

テレビのニュースなどでは、大企業の受付や商業施設で使用されているシーンをみますよね。

身近な施設ではまだまだ見かけないかもしれませんが、非接触タイプの体温計はよく見かけるようになったので、この先は必ずサーマルカメラも増えるでしょうね。

ちなみにサーマルカメラとサーモカメラ(サーモグラフィカメラ)は同じものという認識でOKですよ。

非接触で体温測定

新型コロナウィルス対策には、やはり「非接触」が大切になります。

病院や一部の意識の高い商業施設では、非接触タイプの体温計が活躍しています。ですが、大型の施設や人の出入りが多い業態ではそこまで対策できていないようです。

しかし、寒くなり感染リスクが高まってきている状況では、対策のない施設には行きたくないのが本音ですよね。

そういった人の出入りが激しい施設の対策にサーマルカメラが効果を発揮します。

サーマルカメラは人の発する赤外線を検知して、画像データとして色の強弱で温度を表現します。

テレビなどの我慢する企画などで使われる、熱い部分は赤く、冷たい部分は青くなるあれですね。

数値も分かりやすいですが、こちらは感覚的にも分かりやすいですね。

施設には同時計測が必須

人の出入りが激しい施設は、実はかなり多いです。

出入口が両開きの自動ドアであれば、4~5名が一気に入ってくることは普通にあることで、飲食店でもランチなど出入りが激しくなりますよね。

本来は1人1人検温するのが理想ですが、時間やコストを考えるとまず無理な話です。

ですが、このサーマルカメラの場合は複数同時に検知できる機器が多いです。

画像に映っている熱源は感知するので、それらを個別判別する各社の機能によって検知する人数に変動があります。

設置する施設にもよりますが、最低でも10人は検知して欲しいですね。

性能はコストと比例

これは当たり前のことかもしれませんが、やはり性能がよくなるほど価格もあがります。

高いものでは100万円以上するものも普通にあります。選ぶときは、施設の導線を考えて検討しましょう。

これからは施設運営の基本装備となりそうなので、しっかりした機器を購入したほうがよさそうです。

新しい機器も増えていくと思いますが、まずこの冬への対策が重要だと思います。

なぜなら、いまは補助金もありますからね。
これを使わない手はありません。

補助金を活用しよう!

サーマルカメラ設置についての補助金は全国を対象にしたものや地域の自治体によるものと分かれます。

ただ、これらの補助金は「サーマルカメラ設置補助金」とは説明ありませんので、しっかり確認することが大切です(一部では「サーモグラフィー等購入費助成金」とあります)。

これらの詳細は、こちらのサイトが分かりやすいので記載しておきます。

株式会社GNE<ジーエヌイー>

ドーム型AIサーマルカメラ

まずはこちらをご覧ください。

動画をみるとよくわかりますが、サーマルカメラで得た情報をAIが処理して、顔認識した個々の体温として区別しています。

このドーム型AIサーマルカメラは、3メートルの距離であれば約1秒で20人を同時に判別するということです。

また誤差±0.5℃という数値は、これから求められる精度といえます。

いままでの一般的な工業用サーマルカメラは±2℃と範囲が広いですから、そこから考えると凄い進化です。

いま必要なサーマルカメラ

このサーマルカメラは、いま必要な機器として作られています。

ただ温度を測るサーマルカメラと違い、額を焦点にした温度測定をしているので、誤差も少なく手に暖かい飲み物があっても大丈夫なんです。

まだ、3メートルの距離で20名を同時に検出するわけですから、両開きの自動ドアくらいではまったく問題ありませんね。

しかも検出速度は1秒で20名です、1秒で。

凄いですよね。

まとめ

今回ご紹介した「ドーム型AIサーマルカメラ」はアイリスオーヤマさんが新規事業として進めているようです。

社会情勢をみて「いま必要なものを」というところから作られているので、

非接触、20人同時検出(約1秒)、額で検出(暖かい飲み物もOK)と、施設運営には欲しい機能が備わっています。

まだまだ、これからの対策は必要です。

いまのうちに、補助金を使いながら、上手にサーマルカメラを導入したいですね。

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