インナーダウンはモンベルかユニクロかそれとも？フィルパワーも比較

インナーダウンは年々軽量化してデザインもお洒落になってますよね、これも各社の企業努力のたまものです。

そんなインナーダウンを扱う企業は沢山あるんですが、なかでも人気で比較さていれるのがモンベルとユニクロです。

このインナーダウンの流行を牽引している２社の主力商品とこれから来るであろう新興勢力（無印良品、TAION）もご紹介！

寒い季節を乗り切る隠れアイテム「インナーダウン」購入の参考に！※最後には比較表もありますよ

ダウンの決め手は「フィルパワー」

インナーダウンに限らず、ダウン系の商品で選ぶ重要な指標となるのが「フィルパワー（FP）」です。

フィルパワーは羽毛の膨らみ度合いを表す単位（FP）になります。一般的には600～700FP程度の製品で良質なダウンといわれていますね。

現在の最高は1000FPとされていますが、インナーダウンでこれを売りにしているのはモンベルになります。

それにしても、ドラゴンボールの戦闘力を計測する「スカウター」が登場したときは画期的でしたよね。なんでも数値化されると比べてみたくなるものです（年代限られたネタですいません）。

ただ、あくまでフィルパワーは暖かさの基準ですから、その他の要因であるデザインや価格なども見ながら比べてみましょう。

モンベル・インナーダウンの性能は世界最高品質

フィルパワーの説明で「1000FPを売りにしている」と伝えたモンベルは、寒さに本気で向き合ったアウトドアブランドです。

数多くの企業がインナーダウンを販売していますが、1000FPで軽量となるとモンベル一択といっても過言ではないでしょう。

ここではモンベル一押しの「プラズマ1000シリーズ」と、ちょっとリーズナブルになった「スペリオダウンシリーズ」をご紹介します。

モンベル一押しインナーダウン「プラズマ1000シリーズ」

モンベルのプラズマ1000シリーズは、世界最高品質のダウンを使用したジャケットやベストたちです。

ダウンの品質は、「1000フィルパワー」というだけで世界最高レベルであることを表しています。

また、生地には極薄のシェル素材を、製法にはモンベルならではのキルティングパターンにより熱を蓄える仕様になっています。

こういったこだわりが集約することで、軽量かつ耐久性の高い1000フィルパワー、世界最高品質のインナーダウンとなっています。

とにかく暖かい極寒使用のインナーベストは、軽量で持ち運びにも優れているので鞄に忍ばせておけば、いざという時にも安心です。

モンベル、価格で悩むなら「スペリオダウンシリーズ」

モンベルのダウンは世界最高品質だけにそれなりの価格になります。プラズマ1000では税込みになると2万円を越えちゃうんですよね。

これが高いか安いかはそれぞれのお財布事情ですが、できればお安いほうが嬉しいですよね。

そこでお勧めなのがモンベルの「スペリオダウンシリーズ」です。

こちらは800フィルパワーとプラズマシリーズには劣りますが、一般的に良質といわれる600～700FPのダウンと比べれば、間違いなく高品質なダウンといえます。

なにより嬉しいのがその価格帯です。

プラズマシリーズが税込み価格2万円超えてくるのに対して、このスペリオシリーズは税込みで半額の1万円強のお値段になります。

ユニクロ・インナーダウンは可愛くコスパも最高

インナーダウンを一躍有名にしたのはユニクロではないでしょうか？。CMや店内ポスターなど、お洒落な方がジャケット内に着込んでいる姿が印象的でした。

モンベルの本気インナーダウンとは違い、どちらかというと新たなファッションアイテムとして登場した感じです。

ただ、機能もしっかりしていて「640フィルパワー」と一般的に良質なダウンになっています。ここはモンベルと比べたら駄目ですよ…。

だって、お値段が税込みでも5,000円で収まっちゃうんですから！、文句をこれでいっちゃ～いけません。

しかもデザインが豊富ですね。

あまりにも寒さに弱くなければこちらを二枚買うでもいいのではないでしょうか？

インナーダウンの押さえておくべき新興勢力

インナーダウンは機能的にもファッションとしても需要が高まっているので、様々なメーカーが販売しています。

その中でも、ユニクロのように安価で良質なダウンを販売している2社をご紹介します。急激に勢力を伸ばしているのでご存じの方も多いとは思いますが…。

今年は押さえたいブランドです。

無印良品の「軽量ダウン」はいかに？

ご存じ無印良品から「軽量ダウン」です。

無印ブランドは一部のコアなファン「ムジラー」が牽引しているのは間違いないですが、「良いものはいい！」という感じで、どこの店舗も人気ですよね。

そんな無印が提供している「軽量ダウン」は、やはり無印らしさのあるシンプルなデザインで、ユニクロのようなテカテカ感はありません。

価格はユニクロと同じ価格帯ですが、襟なしであれば税込み3,000円の価格の商品もあります！

し、しかも、フィルパワー750！
ユニクロよりも数値が上回っています！

これは亀仙人もビックリです（クリリンに抜かれたときのようです）。

安くて性能も上なら無印に軍配があがりそうですね。

TAIONがこれから来る！？、気になるスペックは？

インナーベストの新興勢力その弐は、成長著しい日本のインナーダウンブランドの「TAION」です。

2016年創業ながらインナーダウン専門に特化することで急成長しています。また、海外ブランドとのコラボも多くしており、若者を中心に今後より広がりをみせるでしょう。

価格や性能では、ユニクロと同じ価格帯でフィルパワーは650FPとほぼ同等を考えていいでしょう。

そうなってくると、ユニクロとのファッション対決になるんですが、2020年はまたまたTAIONがコラボします。

今度は中国、上海のストリートブランド「DOE」とのコラボです。中国の若者に絶大な支持があるDOEとのコラボですから、これは見逃せませんね。

それぞれの比較表

ここでは各社を代表する商品を並べて一覧表にしてみました（男性用で集めています）。

※【ユニクロ】ウルトラライトダウンコンパクトベストにはフィルパワーの記載はありませんでした。購入の場合は確認してくださいね。

※【TAION】は＋税なんですが、割引が適用されるようで実質3,900円より安くなりました。

まとめ

インナーダウンの王道モンベルとリーズナブルな価格で人気のユニクロ、そして新興勢力の無印良品とTAIONを取り扱いました。

寒さ対策であれば、やはりモンベルが鉄板。

価格と性能のバランスで考えると無印良品。

ユニクロとTAIONはほぼ同等ですが、話題性はTAIONが上回っていると考えます。

最後はデザインなど個人的な好みになるかと思います。

この冬もしっかり寒さ対策をして乗り切りましょう！！